園長ブログ

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歌唱指導

2019.04.17

 昨日4月16日は新年度第1回目の昇高京子先生の歌唱指導がありました。月1回、先生の指導の仕方をチェックして頂いたり、担任先生が難しいと思うところを昇高先生が実際の子ども達への指導を通して見せながらご指導して下さいます。
 マーチングの江藤先生と同様、音楽の指導ではありますが、お二方の先生のおっしゃることは音楽以外の保育にも共通して大切な事がほとんどです。子どもの耳に入る音をおざなりにしないことは重要ポイントなのです。
子どもが聞く先生の声やことばが聞こえやすいかわかりやすいか・・・
言葉の意味が子どもに伝わる為の先生の表情や動き、声色やことばの緩急・・・
そして、子どもの反応から何を読み取るか・・・
本当に奥深く、学びは尽きません。追究しながら、これらが上手くつながったときの何ともいえない嬉しさ。これが私達のこの仕事のやりがいです。

 年中組さんは年少さんでは「みんなと歌うことを楽しむ」から「音をよく聴き、合わせて発声する」ところに進みます。先生が細かく数人ずつ声を聞いて「頑張りすぎなくていいいのよ。こんな声を出してみて。」と小声で歌い子どもも小声で先生の声を聞きながら合わせていける状況を作ります。焦らず少しずつ進めていきます。
 年長さんは前年度の1年の積み重ねはさすがでした。基本の部分は担任が進め、各クラスで習っている歌のポイントとなる部分をしていただきました。「ここはね、言葉をのばさずにお休みします。どうしてかというとね、『風よ吹け吹け』と歌って風の音を聞いたり風を感じるためにお休みするの・・・」と、こんなお話をして下さいます。
 
講師の先生方のご指導で子ども達も大いに学んでおりますが、日々子ども達にかかわっている私達こそが学ばせていただくためのものなのです。
がんばります!!